カーセンサーは何ができる?使える機能と利用者の口コミを紹介

そんな交渉が苦手な人におすすめなのが、一括査定サービスを提供しているカーセンサーです。このサービスを利用すれば、交渉なしで愛車を高く売ることができます。でも、そんなうまい話があるなんて信じられませんよね。

  • 本当にカーセンサーは高く売れるの?
  • そもそも一括査定ってどんなサービス?
  • 他の一括査定とはどう違うの?
  • 実際に利用した人の口コミはどう?

ここではそんな疑問を解決するために、カーセンサーの一括査定について詳しく説明し、実際に利用した人の口コミからわかる利用するときのポイントをご紹介します。これから車を売る人が読むことで、ストレスなく愛車を高く売れるようになる内容になっています。

カーセンサーとはどんなサービス?

車に乗っている人ならカーセンサーの名前はよく目にするかと思います。でも、車の買い取りをしている印象はほとんどないですよね。むしろ中古車を探すときに利用することが多いかもしれません。ここではまず、カーセンサーについての情報を詳しく説明していきます。

カーセンサーはリクルートが提供する中古車情報サイト

カーセンサーはそもそも全国の中古車情報を掲載していた雑誌でした。現在でも1冊100円でコンビニなどでも売られていますので、何度か目にしたことがあるかもしれません。中古車を探している人が写真を見て車探しができるということで、今でも根強い人気があります。

ただし、雑誌はリアルタイム性が低く今の時代にそぐわないということで、メインはウェブサイトの「カーセンサーnet」に移行しています。運営しているのは、いくつもの情報雑誌を出版している大手企業のリクルートです。

カーセンサーnetで提供されているサービスには、下記のようなものがあります。

カーセンサーは中古車探しができるサービスとして、芸人の宮川大輔さんと元AKBで女優の川栄李奈さんが共演するテレビCMが流れています。このため、やはり中古車検索サイトという印象が強いかもしれません。

実際に力を入れているのは中古車検索です。カーセンサーはそもそも中古車情報を掲載していた雑誌ですので、カーセンサーnetに移行したあとも、メインとしているサービスは中古車を購入したい人を対象としています。

カーセンサーnetはなぜ一括査定をしてるの?

一括査定は、1度の申し込みで複数の買取業者にまとめて査定できるサービスです。カーセンサーは中古車検索サイトがメインではありますが、中古車販売店がそのまま中古車買取も行っているケースが多く、全国に網羅された中古車販売店のネットワークを活用するために一括査定サービスを展開しています。

しかも中古車を探している人の多くが、これまで乗っていた車からの買い替えを考えています。中古車だけでなく売却先も探せるとなると、カーセンサーnetはとても役立つサイトとして利用してもらえるというわけです。

ただし、中古車検索のおまけという位置づけではありません。一括査定サイトは他にもたくさんありますが、その中でもカーセンサーだからできる強みがあり、多くの人が利用して愛車を売却しています。どのような強みがあるのか、次章以降で詳しく説明していきます。

カーセンサー3つの特徴

それではカーセンサーの一括査定について、その3つの特徴をご紹介します。

カーセンサー3つの特徴力
  1. 1000社以上の買取店が査定してくれる
  2. 大手買取店だけでなく地域密着型の店舗が多い
  3. リクルートの運営だから安心できる

カーセンサー最大の魅力は、他の一括査定とは比較にならないほどの売却先があるということです。この特徴も含めて、3つの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

1.1000社以上の買取店が査定してくれる

一括査定サービスはいくつもありますが、それぞれ提携業者数が200社以上あれば多いとされています。ところがカーセンサーは全国1000社とも提携しており、どこに住んでいても買取店が必ず見つかります。

200社くらいの提携数ですと、地方によっては1〜2社しか該当せず、単独査定と変わらないなんてこともありますが、1000社もあれば3〜4社くらいの査定を受けることができます。しかも最大30社に査定依頼ができますので、とにかく高く売りたい人に適しています。

2.大手買取店だけでなく地域密着型の店舗が多い

1000社の買取業者の中にはもちろん大手買取店も含まれていますが、地域密着型の小さな店舗も多いため、幅広い査定を受けることができます。大手はシステムを使って査定をしているため、安定した高値がでやすいというメリットがありますが、驚くような金額にはなりにくいというデメリットもあります。

地域密着型の場合は、業者がちょうど探していた車だった場合などに、思わぬ高値がつくこともあります。さらに、小規模店ゆえにスタッフの裁量によって、買取額を上積みしてくれるという対応をしてくれることもあります。大手から地域密着店までを網羅しているのが、カーセンサーの特徴のひとつです。

3.リクルートの運営だから安心できる

カーセンサーを運営しているのは大企業のリクルートですので、利用する安心感があります。実際に、利用することでトラブルがあるとリクルートの名前に傷がつくことになるため、カーセンサーは優良店舗としか提携していません。

車買取業界はクリーンになってきたとはいえ、いまだにトラブルが絶えないというのが実情です。詐欺まがいの買い取りをしてくる業者もあるなかで、リクルートが提携している店舗はしっかりとした経営をしているお店ばかりですので、安心して利用できます。

カーセンサーは他の一括査定とどう違うか

カーセンサーの特徴からその魅力は理解できたかと思いますが、もう少し具体的に他の一括査定とどう違うのかを見ていきましょう。

カーセンサーが他の一括査定と違うところ
  1. 事故車でも査定してもらえる
  2. 連絡希望時間帯を指定できる

この2点が他のサイトとの大きな違いになります。それぞれのどこがどう違うのかをチェックしていきましょう。

1.事故車でも査定してもらえる

カーセンサーの一括査定では車の情報入力の項目に「事故歴」という欄があります。他の一括査定では事故歴については、後ほど業者と話をする過程で伝えることになりますので、電話がかかってから「事故車なら買い取れません」と言われることがあります。

ところがカーセンサーの場合は、最初から事故車であることを前提に話を進められますので、「事故車は買い取れない」と後から言われることがありません。むしろ事故車を積極的に買い取りしている業者をリストアップしてもらえますので、想定以上の高値がつくこともあります。

2.連絡希望時間帯を指定できる

他の一括査定では申し込み直後に、査定依頼したすべての業者からすぐに電話がかかってきます。もし仕事の休憩時間に査定依頼をしたら、そのあとずっと電話が鳴り止まない状態になり、仕事どころではなくなってしまいます。

カーセンサーなら連絡希望時間帯を指定できますので、空き時間に申し込みをして、時間があるときに電話を受けるということも可能です。ただし、一部の業者は申し込み直後に電話をかけてくることもありますので、あくまでも希望を伝えられるだけだと考えておきましょう。

また、この連絡希望時間帯の欄を使った、とても便利な査定依頼方法がありますので、それについては、次章で詳しくご紹介します。

カーセンサーは電話営業が無いって本当?

一括査定でよくあるトラブルが、申し込み直後の鳴り止まない電話です。この電話営業はサービスの特性を考えると仕方がないものですが、カーセンサーは電話に悩まされずに利用できるといった情報がウェブサイトで紹介されていることがあります。

本当に電話営業なしでサービスを受けられるのでしょうか?その実態についてご紹介します。

結果とその理由

結論から言えば、完全に電話営業なしということはできません。方法としては、電話ではなくメールでの連絡にしてもらいたいとお願いするのですが、ガリバーとビッグモーターの2社はどうしても電話がかかってきます。その他の業者もメールではなく電話連絡がくることもあります。

ただし、依頼内容をきちんと確認している業者は、電話ではなくメールをしてくれますので、電話営業の数を減らすことは可能です。どうすればメールでの連絡にしてもらえるかは、次項でご紹介します。

メール問い合わせをする方法を紹介

電話ではなくメールでの問い合わせにしてもらうには、申込み内容を入力するときに「任意項目」のなかにある「連絡希望時間帯」の欄に「電話に出られないため、メール連絡のみでお願いします」と入力するだけです。

この欄は本来、電話連絡を受けられる時間帯を入力します。時間指定をすることで、電話に出られない時間帯に電話をかけてくることを避けるためにあるのですが、このようにメールで対応してくださいと入力することで、それを見た業者がメール連絡にしてくれるというわけです。

ただし、あくまでも依頼者の希望ですので、業者は必ずその希望に応じてくれるわけではありません。無視してすぐに電話をかけてくる業者もありますので注意してください。

ガリバーやビッグモーターは電話営業がある理由

買取店のうちガリバーとビッグモーターだけは、メール連絡をお願いしても、ほぼ100%電話営業があります。この2社だけは、申し込みがあったら自動的に電話がかかるオートコールシステムが使われているため、有無を言わさず電話がかかってきます。

このため、いくらメールでお願いしますと伝えても意味がありません。

一括査定の場合、最初に電話がつながった業者との成約率が高いということで、大手買取店の2社はオートコールシステムのサービスを使っています。これを回避することはできませんので、2社からの電話がある前提で申し込みを行ってください。

一括査定を使う3つのメリット

ここまではカーセンサーの特徴から、その魅力についてご紹介してきましたが、ここでは一括査定を使うメリットについてご紹介します。

一括査定を使う3つのメリット
  1. 業者同士が競い合って高値を出してくれる
  2. 自宅で査定を受けることができる
  3. 自分で業者を探さなくてもいい

この3点が一括査定を利用するメリットです。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1.業者同士が競い合って高値を出してくれる

一括査定最大のメリットは、相見積もりの形になることで業者同士が競い合ってくれるという点にあります。業者はできるだけ安く買い取って、高く売りたいのが本心です。このため、持ち込みで査定してもらうと、ほぼ間違いなく足元を見られた査定額が提示されます。

高く売りたいなら、そこから交渉をして高値を引き出す必要があります。ところが、一括査定の場合は、安値を提示すると他社に売られてしまいます。買い取りできなければ1円の利益にもなりませんので、他社よりも高い金額を出すしかありません。

それは他の業者も同じことですので、自然と買取価格が上がるというわけです。このため一括査定を利用した場合には、ほとんどのケースで相場よりも高い金額で愛車を手放すことができます。

2.自宅で査定を受けることができる

車を売るときに意外と面倒なのが持ち込みです。査定を受けるのが1社だけなら1回で済みますが、1社だけですと足元を見られるのはすでにお伝えしました。それを避けるために、何社も持ち込みをするとなるとかなりの労力になってしまいます。

一括査定の場合は、基本的に業者が家まで来てくれる出張査定ですので、わざわざ持ち込みをする必要がありません。査定も立ち会う必要がありませんので、家の中でテレビを見ているだけで査定が終わりますので、持ち込みと比べると楽に車を売ることができます。

3.自分で業者を探さなくてもいい

車を売るときの悩みとして、どこに売ればいいのか分からないというものがあります。ほとんどの人が車買取店の名前をいくつか知っていても、それがどこにあるかなんて覚えてないですよね。大手買取店なら思い出せるかもしれませんが、高く売るには4〜5社の査定は受けたいところです。

そうなったときに、それだけの業者を探すとなると、いくらインターネットがあるとはいえ、かなり手間も時間もかかります。しかも、探した業者が信頼できるかどうかも分かりません。一括査定の場合は、どのサイトでもトラブルを起こす業者を排除しています。

このため、一括査定なら安心して査定をお願いできる業者を自動的にリストアップしてもらえますので、自分で売却先を探すという手間を省くことができます。

カーセンサー利用の流れ

カーセンサーを利用するときの流れは下記のようになります。

カーセンサー利用の流れ
  1. ホームページで車の情報を入力して申し込みを行う
  2. 査定依頼した業者から電話やメールがあり出張査定日を決める
  3. 出張査定を受ける
  4. すべての業者の査定を受けたら売却先を決める
  5. 車を引き渡して入金してもらう

ホームページでは、電話で連絡のあとに「査定額を比べて売却先を決める」と書いてあるため、電話やメールで査定額を教えてもらえると勘違いする人も多いようですが、査定額を出すには実際に車を見ての査定が必須です。

ただし、車を買取店に持ち込む必要はなく、業者が家まで査定しに来てくれます。申込み後の連絡は、その出張査定の日程を決めるためにかかってきます。ちなみに、この出張査定は全社同じ時間に一斉査定ということも可能です。

また業者によっては、なんとかして他社の査定を受けさせないようにしてきます。それでは一括査定のメリットをまったく活かすことができませんので、必ず依頼したすべての業者に査定してもらいましょう。

カーセンサー利用者の声

カーセンサーを利用する場合には電話対策が必要

カーセンサーの口コミをSNSなどで調べてみると、そのほとんどが申し込み直後にかかってくる電話がしつこすぎるといった内容のものでした。これは業者選択で何も考えずに、自分で対応できる以上の査定依頼をしてしまった結果だと考えられます。

すぐに電話がかかってくるのは、オートコールシステムを使っているためどうしても避けることができませんが、たくさんの買取店から電話がかかってきて困るというのは、自分が対応できるだけの数に絞らずに申し込みをしたためです。

カーセンサーの一括査定で車を売りたいのであれば、査定依頼数を4〜5社くらいに絞っておきましょう。そして、上記でお伝えしたメールでの連絡も活用しましょう。電話では車の情報の確認と出張査定のスケジュールを決めます。これを何回も繰り返すのは苦痛ですよね。

相見積もりですので、できるだけ多くに査定してもらったほうが、もちろん高く売れる確率は上がります。でも、それによる労力を考えると4〜5社くらいに絞っておくほうが満足度は上がります。大手を2〜3社、地域密着店を2社くらい組み合わせて申し込みをしましょう。

また、申し込み直後に電話があることが分かっているわけですから、少なくとも1時間、できれば2時間くらいは予定を入れずに電話対応に集中できるように対策をしておきましょう。

まとめ

カーセンサーがとても魅力的なサービスを展開していることを把握できたかと思います。ただし、あまりにも情報量が多すぎて頭の中が少し混乱しているかもしれません。最後に重要なポイントだけまとめておきます。

この記事のまとめ
  • リクルートが運営しているので安心して利用できる
  • 全国1000社と提携している
  • 連絡希望時間帯を選ぶことができる
  • 営業電話はゼロにはできないが減らせる
  • 申し込みは4〜5社に絞る

カーセンサーを運営しているのは大企業のリクルートです。一括査定サービスはいくつもありますが、聞いたこともないような会社が運営しているものもあり、利用してトラブルにならないか心配になりますが、リクルートの運営ですので安心して利用できます。

さらに、中古車販売店との繋がりがあるため、全国1000社も買取店としての提携をしています。これだけの数と提携していますので、売却先が見つからないということがまずありません。大手買取店だけでなく、地域密着型の小さな店舗まで幅広く査定を受けることができます。

また、申込み時に連絡希望時間帯を指定できます。実際には指定通りに連絡してこない業者もありますが、それでも連絡時間を分散できますので、申し込み直後の電話に悩まされるのを回避できます。さらにはメールでの連絡にも対応してくれますので、営業電話の数を減らすことも可能です。

それでも、10〜30社にも査定依頼をすると、対応するだけでも疲れてしまいます。スムーズに愛車を売りたいのであれば4〜5社に絞って査定依頼をしてください。

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